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5月|季節の変わり目に心が揺れませんか?

春の「上昇」から梅雨の「停滞」へ——自律神経と呼吸の深い関係

5月が終わりに近づくころ、なんとなく体が重くなったり、気持ちがふわふわして落ち着かなかったり、逆に気力が出なくなったりすることはありませんか。

「私だけかな」と思っているかもしれないけれど、この時期にそういった感覚を覚える方は、本当にたくさんいます。

それは、季節そのものが、大きく動いているからなんです。

 

春から梅雨へ。体の中でも「季節の移行」が起きている

春は「上昇・拡張」のエネルギーが満ちる季節とされています。

冬に内向きに縮んでいたエネルギーが、新芽のように外へ向かってぐっと伸びていく。この上昇のエネルギーは、私たちの神経系にも影響していて、交感神経が活発になりやすく、気持ちが高揚したり、逆にそわそわと落ち着かなくなったりしやすい時期です。

 

そこから6月の梅雨に向かうにつれて、今度は「停滞・湿」のエネルギーが増えていきます。空気は重くなり、体はむくみやすくなり、気持ちもどこか沈みがちになる。

 

春に上がり切っていた神経が、梅雨の重さに引っ張られてバランスを崩す——この5月後半から6月にかけての移行期こそ、自律神経がもっとも不安定になりやすい時期のひとつです。

 

頭がぐるぐると考えすぎてしまったり、疲れているのにうまく眠れなかったり、なんとなく気持ちが落ち着かなかったりするのは、こういう季節のリズムの中で、あなたの体が一生懸命に対応しようとしているサインでもあります。

「波を静める」という古来の知恵

古くから伝わる瞑想や哲学の教えでは、心とは湖の水面のようなもので、風が吹けば波立ち、風が止めば自然と静まっていくものだと言われています。

 

この「風」は、外からのストレスや季節の変化、日々の出来事。そして「波」は、その影響を受けて揺れ動く私たちの思考や感情のことです。

 

大切なのは、波が立つこと自体を責めないこと。波は立って当然なんです。ただ、風が止んだ後にまた静まっていけるよう、湖底をしっかりと安定させておく練習をする。その練習こそが、呼吸を通じた「心と体の調整」です。

 

この教えは、単なる精神論ではなく、現代の心理学や神経科学の視点からも、深くうなずける内容です。

自律神経と呼吸——切っても切れない関係

自律神経には、活動・緊張をつかさどる「交感神経」と、休息・回復をつかさどる「副交感神経」があります。

 

この2つが交互に、バランスよく働くことで、私たちは日中はしっかり動いて、夜はきちんと休める。でも、季節の移行期のような変動の大きい時期は、このバランスが崩れやすくなります。

ここで呼吸が重要になってきます。

 

呼吸は、自律神経の中で唯一、自分の意識でコントロールできる機能です。ゆっくりと深い呼吸をすることで、副交感神経にスイッチが入り、過剰に緊張していた神経系が落ち着き始めます。特に「吐く息」を長くすることが、この切り替えに効果的だとわかっています。

 

考えすぎてしまうとき、それは多くの場合、交感神経が優位になりすぎて、脳がぐるぐると走り続けている状態です。そんなとき、意識的に呼吸を整えることは、神経系に「もう安全だよ」と伝える、もっともシンプルなアプローチのひとつです。

季節の変わり目に試してほしい「呼吸で整える」習慣

梅雨の季節に向けて、特におすすめしたい呼吸法です。

 

1. 鼻から4カウントで吸う

2. 4カウント息を止める

3. 4カウントかけてゆっくり吐く

これを3回。

 

ゆっくりと吸う息、吐く息に意識をして、呼吸を行うと副交感神経が優位になります。

 

特に、夜行うことで眠りの質が変わってきます。疲れを癒すのは睡眠の「長さ」だけでなく「深さ」——その深さを呼吸が助けてくれます。

整えるって、治すことじゃない

セラピーの場でよくお話しするのですが、「整える」というのは、何かを直すことじゃないと思っています。

 

波が立つことは、止められない。季節が動くことも、止められない。

 

人生で思いもよらない事が起こることもありますよね。

 

ただ、波が立ったことに気づいて、また静まっていくことを信頼できる。そういう自分との関係を育てていくことが、心の癒しの本質に近い気がしています。

 

呼吸は、その練習のいちばんの入り口です。

 

完璧にやろうとしなくてもいいのです。ただ、心が落ち着かない、、そんなときに少し呼吸に意識を向けてみる。息を吐くときに、少しだけ体の力を抜いてみる。

できる時にやってみる。その感覚を、ぜひ今日から試してみてください。

5月後半から梅雨にかけての時期、どうか自分の体とこころのリズムを、大切にしてあげてください。🌿

 

呼吸と香りで、もっと深く整えたい方へ

呼吸を整える練習を重ねていくと、「もう少し深いところまでほぐしたい」と感じてくる方がいます。

そんなときに、アロマトリートメントはとても自然な次のステップになります。

香りは、嗅覚を通じて脳の扁桃体——感情や記憶をつかさどる場所——に直接届きます。言葉や思考を介さずに、潜在意識の深いところへ働きかけてくれるのが、アロマの大きな特徴です。季節の変わり目で乱れがちな自律神経を、香りとタッチングの両方からやさしく整えていくのが、ヒーリングアロマトリートメントです。

 

疲れを癒したい、考えすぎる頭を休ませたい、眠りを深くしたい——そういった季節特有のお悩みに、ていねいに向き合っていきます。

ご興味のある方は、お気軽にご相談ください。あなたの今の状態に合わせて、深いリラックスのお時間をお手伝いさせていただきます

 

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