久しぶりにとても印象的な本を読みました。
そう感じるのは「今」の自分にとって
必要な課題をこの中に見出したからなんでしょうね。
よく「他人を通して自分が分かる」といいますが、
この本にはこんな風に書いてありました。
「周囲の人やものに教わる場合は投影ではない。
一方影響される場合は私達は自分の投影の犠牲になっている可能性が高い」
そうそう。
見苦しく思ったり
「なんて人!」と心の中でつぶやいたり
イラっと反応した場合は
私達のシャドー(抑圧している部分)を映し出していて
ある意味では自分が自分らしく生きるための成長のチャンスでもあるのです。
この本にはいくつかのエクササイズが書いてあるのですが
簡単に取り組めるものを2つご紹介しますね。
1. 自分が他人をどんな批判をするかを観察して気に入らないところをメモします
2. 自分が他人によりよく生きるのはどうしなさいと言っているか?
自分のアドバイスに耳を傾けます
1 は自分の影を見つけるヒントになります。
2 は自分がするべきことかもしれません
この本を読んで、実家に行った時に
父のある言動がすごく気になっていました。
よくよく思い返してみると
父が話す話や行動に対して
私には受け入れがたいことが多くて
父のそういうところを恥ずかしく思う自分がいました。
父の持っているその性質を理解し
自分の中にあると気が付いた時
父の言動やその人生の深い部分に気づき受け入れられたのです。
その瞬間、見える世界が変わったのです。
自分自身の光の部分を引き出すにはまずは闇の部分に
分け入らなければいけません
その言葉が印象出来でした。
もっと、楽に軽やかに生きたい!そう感じられる人に
おススメの本です。